山岳保険選びのポイント

山岳保険と一言にいっても、その種類は補償内容やプラン、保険料によってさまざまです。

特に近年は登山ブームにより、日本国内でも個人向けの山岳保険を数多く取り扱うようになりました。

そのため、山岳保険に加入する際は、自分の登山スタイルや登る山に合わせて、必要な補償を無駄なくつけられる商品を選ぶようにしましょう。

ここでは山岳保険の選び方のポイントをいくつか紹介します。

ポイント1.登山スタイルで選ぶ

山岳保険は補償範囲によって『軽登山向け』と『本格登はん向け』の2種類に分類されています。

このうち、軽登山向けはアイゼンやピッケルなど専用の登山用具を使用しない場合の保険で、一般的な傷害保険に特約として付加するタイプがほとんどです。

なお、この『アイゼン』には手軽に装着できる軽アイゼンも含まれるため、冬の低山ハイクや夏の雪渓に挑戦する方は本格登はん向けの山岳保険に加入する必要があります。

また、軽登山向け保険では、高山病や熱射病による遭難は補償対象外となります。

高山病は山のレベルや標高とは関係なく発生する症状なので、登山初心者の方は万全を期して本格的な登はん向けの保険に加入しておくのもひとつの方法です。

ポイント2.登山頻度で選ぶ

山岳保険には年間契約タイプ1回限りの短期タイプの2種類があります。

このうち、年間契約タイプは1年のうちいつ山岳遭難事故に遭っても補償対象となるため、年間通して何度も登山する予定のある方は年間契約の方がお得です。

一方、1年に1~2度しか登山しなかったり、あるいは観光の延長で山登りする予定がある方は、1回限りの保険がおすすめです。

1回限りの山岳保険は1~7泊程度の短期契約となりますが、そのぶん保険料が安く、1泊2日(軽登山向け)なら1人あたり500円程度で済みます。

ただ、年間契約タイプでも安いものは年間保険料2000円で契約できるものがあるので、年間登山数が5回以上の場合は年間契約タイプを選んだ方が良いでしょう。

ポイント3.補償内容をチェック

山岳保険を選ぶ際、特に重要視したいのが遭難救助費用補償個人賠償責任補償の2点です。

遭難救助費用とは、その名の通り山岳遭難事故の救助にかかった費用のことで、捜索隊の人件費や捜索ヘリの出動費などがこれに相当します。

特に捜索ヘリが出動すると1時間あたり50万円程度の費用が発生するため、遭難救助費用補償は200~300万円以上は必要と言えるでしょう。

一方の個人賠償責任補償は、登山中に他者に与えてしまった損害を補償するための特約です。

山では自分だけでなく、一緒に山登りしている他者にケガや損害を与えてしまう可能性が高く、たとえば手で払った木の枝が他人に当たったり、持っていたストックでケガをさせてしまうといったケースも決して少なくありません。

自分の被った損害は主契約で補償されますが、他者に与えた損害については個人賠償責任補償でしかカバーできないので、主契約にあらかじめ個人賠償責任補償がセットされている保険を選ぶか、あるいは別途特約でつけておくようにしましょう。

もちろん、補償額は大きいに越したことはないので、最低でも3000万円。理想としては1億円まで補償されるタイプの保険がおすすめです。


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